公開講座「地域政策入門」を開催しました

2021年7月24日に公開講座「地域政策入門」を開催し、高校生等94名にご参加いただきました。

この講座では、テーマを「持続可能な地域づくりを考える:基本視点・安心安全のまちづくり・環境エネルギー大転換」として、高校生・一般市民を対象に、法学・経済学・環境学等の分野から話題提を行ないました。

第一講義「まちづくりを考える際の基本的視点」では、講師を横山 英信(農業経済論・教授)が担当し、人口減少や都市と地方との経済的格差の拡大などが指摘される地方において、「まちづくり」「地域経済活性化」には基本的にどのような視点が必要か、地方の自立と自律が重要な前提であることを論じました。

続いて、第二講義「盛岡市再犯防止推進計画と新しい「安心・安全」なまちづくり」では、講師を藤本 幸二(刑事訴訟法・准教授)が担当し、従来の国主導型の犯罪防止施策を踏まえたうえで、再犯防止という新しい取り組みモデルが盛岡市、岩手県で進められていることを紹介し、安心・安全のまちづくりのためには、住民の理解と主体的参画が必要であることを論じました。

最後の第三講義「エネルギーシフト・ヴェンデ(大転換)による持続可能ないわて地域社会形成」では、講師を中島 清隆(環境政策論・准教授)が担当し、エネルギー需要と供給の両面から大転換が生じていることを提示し、人口減少・少子高齢化と東日本大震災・原発災害という二重の課題を突き付けられている岩手では、エネルギーシフト・ヴェンデ(大転換)による持続可能な地域社会形成に取り組む必要があることを示し、その取り組み事例を紹介しました。

実施後のアンケートでは、「大学の授業のイメージを持てて良かった」「地域づくりについてさまざまな観点から話を聞くことができて良かったです。」「少し難しかったですが、初めて学んだことがたくさんあり、役に立ちました。」などの声を多数いただきました。