公開講座「フィールドセミナー 春をむかえる森をみる」を開催しました
講座名:フィールドセミナー 春をむかえる森をみる
実施日:令和4年3月27日(日)
受講者数:13名
定員数:10名程度
受講料:無料
【目的】
ウォッチングビンゴをしながら春を迎える森の樹木・草本・虫・鳥などを観察し、滝沢演習林の森林に親しみを持っていただけるようにする。
【活動実績】
場所:滝沢演習林 10林班広葉樹見本林
講師:浅沼 晟吾 氏
当日は2組4名のキャンセルがあり、参加者は計13名となりました。
当日朝は天気雨の状態になることもありましたが、散策が始まる頃には完全に晴れており、雨に当たることなくプログラムを行うことができました。
滝沢演習林事務所前に参加者が集合すると、導入と当日の流れの説明を行いました。その後、10林班へ移動し、散策しました。
序盤では、ウスタビガやクスサンの繭が多く観察でき、中にはたくさんの繭をビニール袋に詰めている方もいました。終盤には、エゾエノキ樹下の枯葉の中からオオムラサキの幼虫を探索し、参加者の方々は夢中になって探していました。そして、実際に幼虫を確認することができました。
事務所に帰ってきた後、シカやタヌキ、イタチなどの毛皮をお見せしたところ、大変好評で、子どもたちが面白そうに触っているのが印象的でした。
当日は雨に当たることもなく、事故怪我なくセミナーを終えることができました。また、参加者の方々が楽しそうに観察したり、会話したりする場面が多く見られ、充実したセミナーになったと感じられました。