材料物性工学科助教授　山口　　明 　　　(株)ミクニ　　(独)科学技術振興機構（ＪＳＴ）研究成果活用プラザ宮城

−　地域連携推進センター１１６実験室　−

　岩手大学と�潟~クニが独自に開発したコンポジット膜は、水素を選択的に透過し、機械的強度が高いなどの性質を持つ。これと希土類金属等を組み合わせて水素センサーを開発する。さらにアルコール等から選択的に水素を取り出せる水素透過膜の開発も行う。本研究開発は(独)科学技術振興機構(ＪＳＴ)研究成果活用プラザ宮城の育成研究(期間２．５年、研究費約１億円)のプロジェクトに採用されている。

独自に開発したコンポジット膜を利用し、
将来の水素社会で不可欠な高性能で安価な
水素センサーおよび水素選択透過膜を開発する

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代表者　

　　　　山口　明　材料物性工学科

研究員　

　　　　樋口　智寛（ＪＳＴプラザ宮城より派遣）


　◆　(株)ミクニ

　　　　住所　　東京都千代田区外神田６−１３−１１　ミクニビル
　　　　ＴＥＬ　　０３−３８３３−０３９２
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　◆　(独)科学技術振興機構（ＪＳＴ）研究成果活用プラザ宮城

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○　コンポジット膜の利用例

　希土類金属は水素を吸収し透明化する。同時に電気抵抗も大きく変化するため、センサーに利用できる。希土類は酸化を防ぐために保護膜が必要である。コンポジット膜は保護膜として最適である。

　（写真左から）
１．希土類/セラミックス、２．希土類/金属、３．希土類/コンポジット�@、　　　　　　　　　４．希土類/コンポジット�A、５．希土類/コンポジット�B