岩手大学地域共同研究センター 平成13年度事業計画
１．産学官連携の体制の整備
（１） リエゾン関係
ア リエゾン教授の配置
イ 相談業務の充実
◇ 相談協力員（５２名）による相談業務への対応（共同研究への発展を期待）
◇ 産学官民連携協力員による共同研究調査・企画及び技術移転促進
・５月に（財）いわて産業振興センター科学技術コーディネータ 大島修三氏及び阿部四朗氏を受入
・１２月に科学技術振興事業団科学技術コーディネータ 山崎悦宏氏を受入
ウ 岩手県産官学連携連絡会の開催 ５月、７月、９月、１１月の４回開催
エ 産学官連携コーディネータ養成セミナーの開催 １１月３０日と１２月１日
オ イブニングフォーラムの開催 （６回開催）
◇ ５月３１日ミクニアデック代表取締役副社長 清野 正
◇ ６月１８日関東自動車工業㈱ 専務取締役 金子 幹雄
◇ ９月１２日東北日本電気㈱ 社長付 高羽 敏男
◇１０月１５日経団連２１世紀政策研究所 研究主幹 山口 栄一
◇１２月２０日北上市基盤技術支援センター長 高橋 誠一
◇ ３月１１日谷村電気精機㈱ 代表取締役 谷村 久興
（２） 客員教授関係
| 平成１３年度客員教授名簿 |
| _______ |
| 氏 名 |
所 属 |
テーマ |
学内共同研究者 |
| 佐藤 繁美 |
日本発条㈱ |
耐熱バネの開発 |
工学部
千葉 晶彦 助教授 |
| 森 彰一郎 |
三菱化学㈱ |
リチウム二次電池用電極材料の開発 |
工学部
熊谷 直昭 教 授 |
| 阿部 賢一 |
㈱オオバ |
岩手山周辺地域の持続可能な
地域づくりに関する基礎研究 |
工学部
安藤 昭 教 授 |
| 山口 栄一 |
経団連
２１世紀政策研究所 |
水素吸蔵金属の脆性破壊の
動的過程に関する研究 |
工学部
山田 弘 教 授 |
| 高田 式久 |
日本デルモンテ㈱ |
変動磁場を利用する
野菜・果実加工、流通方法の研究 |
農学部
三浦 靖 助教授 |
| 富山 能省 |
科学技術振興事業団 |
研究成果の水平展開 |
地域共同研究ｾﾝﾀｰ
小山 康文 助教授 |
|
ア 客員教授プロジェクト研究成果報告会
【平成１２年度分】
◇ ６月１５日 村上雅人、表和彦 客員教授
◇ ６月１６日 土井宣夫 客員教授
◇ ７月 ６日 出津新也、太島修三 客員教授
◇ ７月１４日 加藤文郎 客員教授
【平成１３年度分】
◇ ３月１１日 富山能省 客員教授
◇ ３月１１日 高田式久 客員教授
イ 客員教授フォーラム・シンポジウム
◇ ９月２６日 富山能省 客員教授
◇１１月１６日 佐藤繁美 客員教授
◇１１月２８日 山口栄一 客員教授
◇ ２月２２日 高田式久 客員教授
◇ ７月２７日及び１月２５日 森彰一郎 客員教授
（３） 広報関係
◇ホームページを充実
掲載情報：センター主催の行事、相談業務の充実、産学官民連携協力員の受入、共同研究の申し込み
手続き、過去３年間の主な研究テーマ例、競争的外部資金情報
２．産学官連携の取り組み
（１） 共同研究の推進
◇契約件数１０５件（うち岩手県内５９件） 対前年度比１４．１％増
| _______ |
| 「民間等との共同研究」件数の推移（平成５～１３年度） |
| 区分/年度 |
Ｈ５ |
Ｈ６ |
Ｈ７ |
Ｈ８ |
Ｈ９ |
Ｈ１０ |
Ｈ１１ |
Ｈ１２ |
Ｈ１３ |
| 工学部 |
27 |
29 |
35 |
43 |
50 |
48 |
61 |
71 |
64 |
| 農学部 |
0 |
0 |
1 |
2 |
1 |
11 |
12 |
19 |
35 |
| 教育学部 |
1 |
1 |
2 |
1 |
1 |
0 |
1 |
0 |
0 |
| 人文社会科学部 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
| 地域共同研究センター |
0 |
1 |
0 |
0 |
3 |
2 |
0 |
2 |
3 |
| 生涯学習教育研究センター |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
3 |
| 計 |
28 |
31 |
38 |
46 |
55 |
61 |
74 |
92 |
105 |
|
| 区分 A |
2 |
3 |
4 |
3 |
5 |
7 |
5 |
16 |
16 |
| 区分 B |
21 |
23 |
27 |
33 |
42 |
47 |
66 |
69 |
85 |
| 区分 C |
5 |
5 |
7 |
10 |
8 |
7 |
3 |
7 |
5 |
| 計 |
28 |
31 |
38 |
46 |
55 |
61 |
74 |
92 |
105 |
|
| 対前年伸率 |
_______ |
10.7% |
22.6% |
21.1% |
19.6% |
10.9% |
21.3% |
24.3% |
14.1% |
|
（２） 高度技術研修
◇最先端表面分析技術コース・・・９月１３～１４日 （９名参加）
（３） 講演会等の実施（ＩＮＳ、ＡＦＲ、県、いわて産業振興センター等との共催による）
◇ ４月２０日 平成１２年度AFR事業成果報告会
◇ ４月２１日 INSシンポジウム２００１ in 宮古
◇ ４月２１日 第９０回INS公開講義－岩手大学講義室への招待－ （３月までに９回開催）
◇ ５月１９日 INS総会＆講演会
◇ ６月 ２日 川辺の小芸術展の開催
◇ ６月２８日 INS企業講座 in 北上
◇ ８月 １日 センター体験学習 （第３回いわて・ものづくりセミナー）
◇ ８月 ７日 遊園地は巨大な科学実験室
◇ ８月１１～１３日 第６回イーハトーブの科学と技術展
◇ ８月２５日 第１０回INS公開講演会
◇ ９月２１日 INSニューマテリアル研究会
◇１０月２６日 岩手大学と北上市の協力協定締結記念シンポジウム
◇１１月１０～１１日 岩手大学工学部研究室公開
◇１１月２１日 第１７回鏡面技術セミナー
◇１２月 １日 INS公開セミナー「大学はおもしろい！」
◇１２月 ６日 第１９回材料プロセス研究会
◇１２月 ７日 第３回AFRシンポジウム
◇１２月１０日 INS・環境フォーラム２００１ in 大船渡
◇ １月２５日 インターナショナル・リサーチ・エキスチェンジ
◇ １月３０日 INS環境リサイクル研究会
◇ ２月２３日 ベンチャー支援制度説明会
◇ ２月２７日 センター講演会「薄膜材料・微細構造制御材料の現在と未来」
◇ ３月２６日 INS・東京都北区研究交流会
（４） 競争的外部資金確保に関する検討
◇ 地域コンソーシアム研究開発申請個別相談会の開催（１１月２９日、東北経済局の協力による）
◇ センター内に学内外教職員からなる競争的外部資金検討会、競争的外部資金データベース作成WGを設
置し、検討開始（２月）。
◇ さしあたり、国の省庁、特殊法人、県、民間団体等による１１５種類の競争的外部資金情報を収集整理し、
新年度から、、センターのホームページを通じて学内に提供するサービスを開始。
３．研究成果の活用
（１） 特許出願関係
ア 特許相談会（５回開催）
・発明協会岩手県支部の協力による相談会 ６月１３日午前、９月１９日午後
・発明協会の協力による相談会 １０月２４日午後、３月８日午後
・岩手県知的所有権センターの協力による相談会 １２月１２日午前
・富山客員教授による個別特許相談 １０回（７月から３月）
イ 特許セミナー開催
１１月５～６日開催（初級、中級） （東北経済産業局等の協力による）
講師：丸岡弁理士 参加者：２３名
会場：地域共同研究センター２階会議室
| _______ |
【参考】 最近の発明届件数推移 |
| 年 度 |
Ｈ５ |
Ｈ６ |
Ｈ７ |
Ｈ８ |
Ｈ９ |
Ｈ１０ |
Ｈ１１ |
Ｈ１２ |
Ｈ１３ |
| 件 数 |
2 |
2 |
7 |
2 |
5 |
7 |
19 |
36 |
36 |
|
（２） 技術移転機能関係
◇ ３月１２日岩手TLOフォーラムを開催して、各TLOの調査、TLOの役割及び体制組織の検討