Center for Cooperative Research and Development, Iwate University

研究名称: 玄米クロワッサン

研究者: 農学部農業生命科学科  三浦 靖 助教授  

共同研究者: 岩手県パン工業組合

技術移転先: オリオンベーカリー(岩手県花巻市)

岩手大学農学部三浦靖助教授と岩手県パン工業組合は、米の消費拡大を目指して岩手県内産の玄米粉を共同開発し、オリオンベーカリー(岩手県花巻市)がその玄米を使用して「玄米クロワッサン」を商品化した。
玄米クロワッサンは、県内産玄米粉3割、県産南部小麦7割を使った地産地消の商品。しっとりした食感と米特有にうまみがある。
■玄米粉の特長
  • 化学物質を使わず玄米を一定の湿度と温度で加熱することででんぷん質を変化させ、小麦粉に近づけた。
  • ビタミン類、ミネラル、食物繊維など玄米の栄養分を損なわず、熱を加えてものり状になりにくい。
■玄米粉の適用
  パン、ケーキ、和菓子、めん類、皮類などさまざまな加工食品の原料。
特許出願中
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