岩手大学は、国立大学法人化により、産業界等との共同研究や技術移転の事業をするうえで、自由度のある各種の契約を交わすことができるようになりました。
しかしながら、産学官連携を活発に行えば行うほど、大学あるいは大学職員として、本来の教育や研究の責務に相反する場面が不可避的に発生する状況にあります。
そのため、このような「私的な利益」と「法律上の地位」の対立を未然に防ぎ、大学職員が自らを律しながら安心して産学官連携に取り組むための仕組みである「利益相反マネジメント」の整備が急務となっており、岩手大学では、「利益相反マネジメントポリシー」を制定するとともに、複雑な利益相反やコンプライアンス(法令順守)の対処方法を平易に解説したテキストでは日本初と思われる「岩手大学 利益相反ハンドブック」を制作しました。
今回のフォーラムでは、岩手大学の知的財産の取扱いルールや利益相反マネジメントの紹介のほか、わが国の利益相反問題ならびにベンチャー企業設立の分野で日々ご活躍されている方々を講師として迎えております。
大学教職員、学生、産業界、自治体等の方々のご参加をお待ち申し上げます。
記
【日時】平成16年5月28日(金)13:00〜16:20
【場所】岩手大学 学生センターG1教室
(中央食堂の西向かい:230名収容可)
http://expiwjm.adm.iwate-u.ac.jp/jimu/annai/map/index.html
【主催】国立大学法人 岩手大学
【後援】岩手県、財団法人いわて産業振興センター(予定)
岩手県立大学(予定)、岩手医科大学(予定)、盛岡大学、
富士大学(予定)
岩手ネットワークシステム(INS)、岩手農林研究協議会(AFR)
【参加費】無料
【プログラム】
1.挨 拶 国立大学法人岩手大学 理事(地域連携担当)・副学長
齋藤徳美 氏
2.講 演
(1)「知財の取扱い、利益相反マネージメントポリシーについて」
国立大学法人 岩手大学 地域連携推進センター
知的財産移転部門 技術移転マネージャー 対馬正秋 氏
(2)「透明性のある産学官連携に向けて」
−− 利益相反マネージメントの重要性 −−
レックスウェル法律特許事務所 弁護士・弁理士 平井昭光 氏
(3)「大学発ベンチャー設立時の商法上の留意点」
あずさ監査法人 公認会計士 市川一郎 氏
【資 料】
●「岩手大学 利益相反ハンドブック」を配付いたします(無料)
●市川一郎氏の著書『ゴー・パブリック 起業公開物語』を実費
にて販売します
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【問合わせ、申し込み】
〒020-8551 岩手県盛岡市上田4-3-5
国立大学法人岩手大学 地域連携推進センター
知的財産移転部門 阿部、石沢、対馬 あて
TEL:019-621-6494 FAX:019-621-6892
E-mail: iptt@iwate-u.ac.jp
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国立大学法人 岩手大学 第2回知的財産フォーラム 参加申込書
下記の出席フォームに必要事項をご記入の上、FAX又はE-mailにて
お申し込みください。
申込期限:2004年5月26日(水)
FAX :019−621−6892
E-mail : iptt@iwate-u.ac.jp
所 属 :
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