R5.7.26 公開講座「大学農場で体験する食と農と生物学」を開催いたしました。

・目的
農学部附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター滝沢農場のもつ豊かな教育研究資源を地域社会に開放し、フィールド実習教育の体験を通し、生きるために欠くことのできない食と、それを支える農に対する理解を深める場を提供する。農業、農学、生物学に興味のある高校生を主対象にしており、滝沢農場で夏季の農作物栽培管理などを体験してもらう事により、参加者が食と農と生物学に関する理解を深め、また、高等学校で学習している教科(特に生物)と農業との関わりを知る機会となるよう開催いたしました

・活動実績

  9:30~ (30分)  受付など(北垣)
10:00~ (10分)  自己紹介など(由比、渡邉)
10:10~ (50分)  農場内見学(由比、渡邉)
11:00~ (10分)  休 憩
11:10~ (30分)  ブルーベリー収穫体験(渡邉)
11:40~ (30分)  昼 食
12:10~ (20分)  1分間研究紹介(4年生1名、修士1年2名、修士2年1名)
12:30~ (60分)  講 義(由比、渡邉)
13:30~ (10分)  休 憩
13:40~ (60分)  ブルーベリージャムつくり(田口、渡邉、由比)
14:40~ (20分)  アンケート、質疑その他(由比、渡邉)
15:00         終 了

例年に比べて参加人数が少なかったが、終了後のアンケート(大変満足~大変不満の5択)では、参加者全員が「大変満足」を選択しており、好評のうちに予定をこなすことができた。自由記述欄には、有意義な体験をできたとの内容が多くみられた。中には昨年に続いて参加した生徒もおり、岩手大学農学部への進学希望とのことであった。

・今後の課題
内容や講座の時間(長さ)については、ほぼ全員から満足とのアンケート結果が得られている。例年、開催時期は高校生が平日に参加できること、収穫物や見学できる農作物が多いことから7月下旬に設定している。しかし、最も暑い時期の開催であったことや本年度は例年より参加者が少なかったことから、アンケート結果を参考に日程の変更も含め検討していかなければならない。