公開講座「工作・実験を通して親子で楽しく 工学GIRLSと学ぶSDGs」を開催いたしました。
・目的
岩手大学工学GIRLSは主に小学生を対象に、環境関係を含むサイエンス教室を多数の開催してきた。例えば大学からの要請で、「リコチャレ」で3年連続でサイエンス教室を開催し、令和5年8月にはSDGs先進地域である長崎県壱岐市でサイエンス教室を行う他に、SDGsについても精力的に学んできました。また、令和5年11月にも同じ壱岐市でサイエンス教室を開催するほかに環境に関する国際会議にも参加・発表してきました。これらの成果を生かし、楽しくSDGsの考え方や大学の取り組みを、子どもだけではなく、その家族にも広めることを目的として開講いたしました。
・活動実績
主にSDGsに関する講義と、それに関係する工作、実験を行いました。講義では時々クイズを出して、正解者には飴をプレゼントし、子ども達に喜んでもらえるように工夫しました。工作では、都市鉱山という考え方を知ってもらうために、廃パソコンから取り出した金箔を入れたスノードームづくりを行いました。実験ではLED照明が本当に省エネルギーになること、LEDに関連して白色に見える光は様々な色の光が混ざっていること、二酸化炭素が海に溶けると海洋生物に影響を与えることなどを実感してもらいました。
・今後の課題
講義に加え多くの実験・工作も行ったため長時間になってしまいました。
参加者の感想は概ね良かったですが、長時間に耐えられないような様子を見せたおこさんもいらっしゃいました。途中に2度休憩を入れたが、いかにお子さん達を飽きさせないようにするか、あるいはもっと短時間にするかなどを検討する必要性を感じました。