R6.7.31 公開講座「大学農場で体験する食と農と生物学」を開催いたしました

目的
 農学部附属寒冷フィールドサイエンス教育研究センター滝沢農場のもつ豊かな教育研究資源を地域社会に開放し、フィールド実習教育の体験を通し、生きるために欠くことのできない食と、それを支える農に対する理解を深める場を提供する。農業、農学、生物学に興味のある高校生を主対象にしており、滝沢農場で夏季の農作物栽培管理などを体験させる。これにより、参加者が食と農と生物学に関する理解を深め、また、高等学校で学習している教科(特に生物)と農業との関わりを知る機会となる。日常の高等学校での学習の動機づけだけでなく、岩手大学農学部への入学希望者の増加も期待できる。

活動実績
  9:30~ (30分)  受付など(北垣)
10:00~ (10分)  自己紹介など(由比、渡邉)
10:10~ (50分)  農場内見学(由比、渡邉)
11:00~ (10分)  休 憩
11:10~ (30分)  ブルーベリー収穫体験(渡邉)
11:40~ (30分)  昼 食
12:10~ (20分)  1分間研究紹介(4年生1名、修士1年2名、修士2年1名)
12:30~ (60分)  講 義(由比、渡邉)
13:30~ (10分)  休 憩
13:40~ (60分)  ブルーベリージャムつくり(田口、渡邉、由比)
14:40~ (20分)  アンケート、質疑その他(由比、渡邉)
15:00         終 了

例年に比べて参加人数が少なかったが、終了後のアンケート(大変満足~大変不満の5択)では、参加者全員が「大変満足」を選択しており、好評のうちに予定をこなすことができた。自由記述欄には、有意義な体験をできたとの内容が多くみられた。中には昨年に続いて参加した生徒もおり、岩手大学農学部への進学希望とのことであった。