令和７年８月２日（土）、公開講座「少年少女のための運動能力向上教室」を開催いたしました。

　本講座は、発育発達期の小中学生を主な対象として、ケガをしないでパフォーマンスを向上する動きづくりを目的に、対象とする身体部位を股関節（下肢）、肩関節（上肢）、体幹として、その使い方と全体としての動きづくりを順番に学ぶ連続講座です。

　第２回となる今回は、「肩関節（上肢）」をテーマに、講師にいわてグルージャ盛岡／メディカルフィットネスムーブオン理学療法士の渡辺幸太郎氏を迎え、本学教育学部清水准教授、奥平講師と共に、関節の可動域や動き、体の固さのチェックから始めて肩関節や肘関節、上腕部までの効果的な上肢の動きと手関節から手指の使い方、手関節の掌背屈やボール等の操作ができるようなエクササイズとストレッチを行いました。

　参加した１２名の小中学生は、 肩甲骨の動きをつくりながらそれぞれの専門競技につながる動きを獲得できるように、また、肩関節の可動域を広げ、負荷のかからない正しい動作の習得を目指していました。