第22回 農学部5学科(植物生命科学科、応用生物化学科、森林科学科、食料生産環境学科、動物科学科)の実験講座が開催されました

本講座は、主として岩手県内の高校生を中心とした若い世代や理科教育に携わる教員の方々を対象とする、実験を中心とした公開講座です。平成8年度に農学部4学科の『実験講座』としてスタートしましたが、昨年度の学部改組に伴い「農学部5学科の実験講座」として継続し、今年度で通算22回目を迎えました。

7月1日(土)開催の実験講座では、5つの学科で活躍している教員に講師をお願いし、現在進めている研究テーマや各分野における基本的な実験手法をわかりやすく紹介いただきました。また、今回参加いただいた62名の方々には、予め、下記の8つのテーマから選択した希望のコースに分かれていただき、ティーチングアシスタントの学生さんの指導のもとで実際に実験を行うとともに、最先端の研究がいかに行われているかを体験していただきました。

コース① 「地球温暖化はサムサノナツをなくすのか?」

コース② 「PCR法で植物のDNAの違いを調べてみよう」

コース③ 「ミトコンドリアの呼吸を調べてみよう」

コース④ 「お菓子の科学~ケーキが膨らむ秘密~」

コース⑤ 「木の香りが持つ不思議なチカラ」

コース⑥ 「ドローンを使って空から環境を調べよう」

コース⑦ 「果樹園でスマート農業を実践してみよう~果樹園作業の自動化をめざして~」

コース⑧ 「食べ物や飲み物の抗酸化力を見比べてみよう」