釜石キャンパス
釜石キャンパス
釜石キャンパスでは、震災後、産学官連携専門職員による三陸地域における産学官連携の推進に加え、特任准教授/臨床心理士による被災者に対する心のケアを行ってきました。
平成25年3月には、三陸沿岸の更なる復興支援を行うことを目的として三陸産業の高度化・三陸水産品のブランド化を目指す「岩手大学三陸水産研究センター」や臨床心理士による心のケアを行う「こころの相談ルーム」が入居し、平成30年10月からは、水産システム学コースの第1期の学生を盛岡から迎え入れ、常勤教員3名のもと、3年後期からの卒業研究が沿岸各地をフィル―ドとして行われています。
釜石に配属となった学生は、卒業研究はもとより、市民などとの交流や漁業体験、海釣りなどのプライベートな時間を有意義に過ごし、釜石ライフを満喫しています。
更に、令和元年7月には、水産業と復興の担い手を育てる教育研究環境を充実させるため、既存のセンターに併設する形で総合教育研究棟(水産系)が整備され、全国でも珍しい県市の自治体と大学が連携して整備した施設であり、復興をさらに加速させるため地域の水産業の課題に対応した研究開発を教員・学生が一体となって進めることとなります。