ベンチャー支援

岩手大学は、岩手県内の民間企業等や自治体と共同研究などの産学官連携活動を通じて、研究成果の普及や、地域の活性化に取り組んできました。大学の優れた研究成果を地域に普及させるための1つの手段として、大学発ベンチャー創出は大きな役割を担っています。
岩手大学としても大学発ベンチャー創出を積極的に支援しており、これまでに累計30社以上が創業しています。また盛岡市と連携して、構内にインキュベーション施設(盛岡市産学官連携研究センター, コラボMIU)を平成19年度に設置し、研究スペースの提供を行っています。
令和元年度には岩手大学発ベンチャー認定制度を制定し、これまでに13社を認定し、認定大学発ベンチャーへの支援として、主に以下の5項目の支援を行っています。

  1. 技術、経営等について相談に対応すること。
  2. 知的財産創出・活用支援に関すること。
  3. 研究開発に係る実験室の提供(有料)に関すること。
  4. 研究支援・産学連携センター等による他企業への紹介又は仲介を行うこと。
  5. 本学主催のイベント、本学の広報誌又はホームページにおいて広報を行うこと。

更に、同じく令和元年度に、大学発ベンチャーに対するライセンス等の対価としての新株予約権の取得及び保有に関するガイドラインも制定しました。

大学発ベンチャー認定企業一覧


岩手大学発ベンチャー認定式(令和2年3月)
岩手大学発ベンチャー認定式(令和2年3月)