学習支援班冬休みボランティア

 三陸復興部門学習支援班は1月9、11、12日に釜石市の大平中学校・唐丹小学校でボランティア活動を行いました。 大平中学校では中学生に勉強を教えることが主な活動で、昨年度冬休みからとりくみ、今回が3回目です。大学生と関わることで、生徒に高等教育機関に興味をもってもらうこと、学力及び学習意欲の向上を図ることを目的としています。参加学生が多かったこともありマンツーマン方式で、将来教員を目指している教育学部の学生が中心となって苦手分野の克服のお手伝いをしました。 唐丹小学校は震災で津波の影響を受けて、仮設住宅で生活する児童が多い中で、のびのびと遊べる機会を設けることを目的として、平成25年度から継続して活動しています。体育館でドッチボールやバドミントンする他、前回の活動では改装中で閉鎖されていた校庭が使えるようになっていたこともあり、1月の寒い中、元気にサッカーや鬼ごっこを外でする様子も伺えました。 ボランティアに参加した大学生は3日間で延べ70名を超えました。活動後に回収したアンケートでは「子どもたちの雰囲気がとてもあたたかくて、遊ぶことで楽しいだけでなく、話をしたり、仲良くなれたのがうれしかった。また参加したい。」「実際に子どもたちと触れ合える機会はなかなか無いので、とても良い機会となった。楽しく勉強を教えることができ、将来にも生かせる経験になった。ぜひまた次回も参加したい。」など、継続して参加したいという学生もたくさんいます。また、大平中学校・唐丹小学校の教職員の方からも是非継続して活動してほしいという要望も頂きました。学習支援班は今後も多方面からのニーズに答えられるような活動をしていきたいと思います。