釜石市の小中学校で「学び・遊びボランティア」を実施
三陸復興部門学習支援班は、8月7日(火)、8日(水)の2日間、釜石市立大平中学校で学習支援ボランティアを、同じく8月8日(水)には釜石市立唐丹小学校で学校開放ボランティアを行いました。
大平中学校での学習支援ボランティアは、学習支援を通じて学力及び学習意欲の向上を図ること、大学生との交流により大学に興味・関心を持ってもらうことを目的として実施しており今回で4回目になります。2日間で延べ24人の学生が参加し、中学生の夏休みの宿題の解説や、苦手な教科を克服するためのお手伝いをしました。中学校到着後の歓迎会では大平ソーランが披露され、その迫力に圧倒されていました。最初は緊張しているのか、会話も少なかったのですが、休み時間や昼食時間に勉強以外の内容のコミュニケーションをとることで、打ち解けた様子でした。最後のコマでは、体育館でスポーツをする組と継続して教室で勉強する組に分かれて活動しました。体育館ではバスケットボールやバレーボールを一緒に行い、さらに交流深めることができました。
唐丹小学校の学校開放ボランティアでは、仮設住宅で生活しているため、身体を動かして遊ぶ機会が少ない児童を中心に、運動する機会を提供することを目的に平成25年から実施しています。今回は19人の学生が参加し、体育館でのドッジボールやバドミントン、また、今年から使用可能になった校庭でのサッカー、プールでの鬼ごっこなどをして楽しく身体を動かしました。
参加した学生からは「子供たちに楽しんでもらうどころか、私が楽しませてもらったようでした。子供の扱いに不慣れな私を子供たちが助けてくれて感謝したいです。」「小中学生と触れ合い貴重な体験ができてよかったです。自分は教育学部生ではないが将来何かの形で子供に関わりたいなと思いました。」「素直な子供達がたくさんいて感動しました。自分が小中学生の時を思いだし、とても懐かしくて、小中学生が身近にいると楽しいなと思いました。」などの感想が寄せられ、大学生にも小中学生にも貴重な体験となりました。