知的財産ポリシー

岩手大学は地域社会に開かれた大学として、教育研究の成果を基に地域社会の文化の向上と国際社会の発展に貢献することを理念としています。
地域発展という目標に向かって、地域の産業界、地方自治体、各種団体と共同で取り組む体制を整え、岩手大学の知的財産※を地域社会に還元することを使命と位置付け、岩手大学が常に意識しなければならない研究開発等の成果である知的財産の保護と活用の方法について、明示したものです。

  • ※「知的財産」とは、岩手大学の職員等の知恵と工夫、そして努力の結果生み出された知的創作のうち、財産としての価値をもつもの。具体的には、科学的発見 や理論、アイディア、コンセプト、機械、器具、材料、物質、プログラム、データベース、著作物、ノウハウ、営業秘密、キャラクター、マーク及びデザイン等 のうち岩手大学職務発明規則に基づき知的財産とされているもの、並びに岩手大学が権利を所有する商標をいいます。

知的財産活用方針

  • ・大学の知的財産管理機能の強化による戦略的活用
  • ・発明等の戦略的なマーケティング
  • ・地域貢献を優先した技術移転
  • ・企業等との各種契約締結を一元化することによる円滑な共同研究等の推進
  • ・技術移転によるライセンス収入配分の透明性の確保
  • ・発明者へのインセンティブ(実施補償・研究費等)の付与
  • ・技術移転収益の教育・人文社会・基礎分野への還元