岩手大学釜石キャンパス開設記念フォーラムを開催
平成28年4月に設置された「農学部食料生産環境学科水産システム学コース」の所属学生は3年後期から釜石市で教育研究活動を行うことになります。
また本年4月には、「地域産業コース水産業革新プログラム」を含む「大学院総合科学研究科地域創生専攻」が設置され、釜石サテライト(釜石市平田地区)は、岩手大学釜石キャンパスとして、水産業の持続的発展に貢献できる人材育成の場となりました。
このようななか、釜石市民の皆様に岩手大学の取り組みを紹介することを目的として、6月11日(日)に岩手大学釜石キャンパス開設記念フォーラムを開催しました。
フォーラムでは、岩渕学長の「岩手大学の新たな挑戦~釜石市との連携を通じて~」と題した記念講演が行われるとともに、高畑義人農学部長から食料環境学科水産システム学コース、八代仁総合科学研究科長からは地域創生専攻の説明がそれぞれありました。
また、農学部食料生産環境学科水産コース2年の小笠原咲紀さんと総合科学研究科地域創生専攻地域産業コース水産業革新プログラム1年の大場由貴さんから学生生活や研究テーマ、将来の目標などが話されました。
参加した市民の方々からは、「岩手大学の水産分野の取り組みが理解できた」、「釜石で学ぶ学生に期待したい」などの感想をいただき、非常に有益なフォーラムとなりました。
なお釜石キャンパスフォーラムに先立ち、岩渕明岩手大学長と野田武則釜石市長による看板上掲式が開かれました。
三陸復興・地域創生推進機構としても今後、釜石キャンパスと連携しながら、水産分野における新たな地域創出を目指していきます
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岩渕岩手大学長(左)、野田武則釜石市長(右)