「岩手大学地域連携フォーラムin大船渡2022」を開催しました
岩手大学と大船渡市は、令和4年10月28日(金)14時から大船渡市市民交流館カメリアホールにおいて、「岩手大学地域連携フォーラムin大船渡」を開催しました。
このフォーラムは、令和4年4月15日(金)に本学と大船渡市との間で相互友好協力協定を締結したことを機に、大船渡地域の方々にこれまで三陸復興や地域創生の取組を通じて得られた本学の教育・研究成果を分かりやすく紹介し、互いに顔の見える関係を深めるため開催したものです。大船渡市では初開催となることもあり、当日は、大船渡地域の行政、企業、団体等から40名を超える方々にご参加いただきました。
フォーラムでは、始めに主催者を代表して小川智学長及び戸田公明大船渡市長が挨拶をした後、岩手大学の活動紹介として、水野雅裕研究支援・産学連携センター長が本学の産学官連携の取組について紹介するとともに、田村直司産学官連携専門員が沿岸の拠点である釜石キャンパスの活動について紹介しました。
続いて、地域連携の活動紹介として、本学の教員2名が講演を行いました。まず、「三陸をフィールドとしたこれまでの共同研究と今後の展望」と題して、山下哲郎農学部教授が講演を行いました。講演では、主に三陸地域の水産物を対象に行った共同研究事例や現在取り組んでいる研究概要についてご紹介いただくとともに、大船渡地域での新たな連携につながるお話もいただきました。
次に、「ビジネスプラン作成講座について」と題して、今井潤研究支援・産学連携センター副センター長・教授が講演し、大船渡地域の高校生や社会人を対象に、平成27年から開催している「大船渡ビジネスプランコンテスト」の取組内容と成果についてお話をいただきました。
参加者アンケートでは、「大変すばらしい、興味深い発表でした」、「今後も魅力的なテーマで連携をよろしくお願いします」といった声が寄せられ、参加者にとって有意義なフォーラムとなったようです。
山下農学部教授 今井研究支援・産学連携センター副センター長・教授